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建設業の倒産急増を乗り越える!現場で今すぐ実践できる方法とは?

2025.02.19

    2024年、建設業界では倒産件数が過去10年で最多ペースに達しています。

     

    帝国データバンクの調査によれば、1月から10月までの倒産件数は1566件にのぼり、その背景には深刻な職人不足や建築資材価格の高止まり、さらには労働環境の厳しさが影響していると言われています。

     

    私たちランドマークは、日頃から建築・建設業界の会社とお話する機会が多く、現場の声を直接伺う中で、業界全体が抱える課題の大きさを強く感じています。

     

    本記事では、その実感を交えながら、急増する倒産の現状と背景を紐解き、建設業界が直面する課題に対処するための「今」できる実践的な解決策をご紹介していきます。

     

     

     

     

    建設業の倒産件数が急増する現状

    建設業の倒産件数が急増する現状

     

    長時間労働の常態化は、以下の問題を引き起こします。

     

    • ・最新統計データ(2024年1〜10月)
    • ・倒産件数が急増している背景
    • ・職人不足やコスト上昇が経営に与える影響

     

    それぞれ見ていきましょう。

     

     

    最新統計データ(2024年1〜10月)

    2024年の建設業界では、倒産件数が過去10年で最も速いペースで増加しています。

     

    帝国データバンクの調査によると、2024年1月から10月までに1566件の倒産が発生しました。これは前年同期を上回るペースで推移しており、通年では10年ぶりの高水準となることが予想されています。

     

    参照:帝国データバンク 「建設業」の倒産急増、過去10年で最多ペース 深刻な「職人不足」で苦境、人件費の高騰も経営を圧迫より

     

    倒産件数の内訳を見ると、その多くが中小建設業者によるものです。特に負債額1億円未満の小規模倒産が全体の大部分を占めており、規模が小さいほど外部要因の影響を受けやすい現状が浮き彫りになっています。

     

    この統計は、建設業界が依然として厳しい環境に直面していることを如実に物語っています。

     

    詳細は、下記の記事をお読みいただければと思います。

    https://news.yahoo.co.jp/articles/866ae96f37adaa48b341a1ab8712b42b02a909c2

    https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00154/01985/

     

     

    倒産件数が急増している背景

    倒産件数の増加には、建設業界を取り巻く複数の課題が影響しています。

     

    その一つが、近年の資材価格の高止まりです。木材や鉄鋼など、主要建築資材の価格は世界的な需給バランスの崩れや物流コストの増加を受けて依然として高水準で推移しています。

     

    中小建設業者にとって、このような資材費の上昇は利益率の圧縮をもたらし、経営に大きな負担を与えています。

     

    また、職人不足による求人難も大きな要因の一つです。

     

    建築業界では、若手の担い手が減少し、高齢化が進む中、必要な人材を確保できない企業が増えています。特に資格を持つ職人や現場監督の離職は、事業運営そのものを困難にするケースも少なくありません。

     

    これにより、工期の遅延やプロジェクトの中断といった悪循環が発生し、倒産リスクが高まっています。

     

     

    職人不足やコスト上昇が経営に与える影響

    職人不足と人件費の高騰は、建設業界全体に深刻な影響を及ぼしています。

     

    帝国データバンクの調査によると、2024年9月時点で建設業者の69.8%が「人手不足を感じている」と回答しています。この数値は、業界全体が人材難に直面していることを強調しており、特に現場作業員や監督の不足が顕著です。

     

    加えて、人手不足の影響で人件費が上昇しており、2024年7月の現金給与総額は前年同月比で約10%増加しました。この伸び率は全産業を上回る水準で、建設業の利益率をさらに圧迫しています。また、賃金を引き上げられない中小建設業者は、優秀な人材を他社に奪われるリスクも抱えています。

     

    このような課題が複合的に絡み合い、中小建設業者の経営を圧迫し、倒産件数の増加を加速させているのが現状です。

     

     

     

    倒産増加の要因3つとその課題

    倒産増加の要因3つとその課題

     

    建設業の倒産の要因と課題を、より深く見ていきたいと思います。

     

    主な要因は、3つです。

    • 職人不足と求人難
    • ・建築資材価格の高止まり
    • ・労働環境の課題

     

    それぞれ解説していきます。

     

     

    職人不足と求人難

    建設業界で職人不足が深刻化している背景には、業界全体の高齢化が大きな影響を与えています。

    参照:厚生労働省 建設業における人材確保に 向けた取り組みについて

     

    例えば、国土交通省の調査によると、建設業従事者の約3割が55歳以上であり、10年後には大量の引退者が出ることが予測されています。

     

    この一方で、新規参入する若年層は全体の約10%にとどまっており、世代交代が追いついていないのが現状です。

     

    さらに、求人難も業界を悩ませています。

     

    特に中小建設業者では、給与水準や福利厚生が大手と比べて見劣りすることから、人材獲得競争において不利な立場に立たされるケースが多く見られます。

     

    都市部では競合が激化しており、地方では若年層の人口減少がさらに状況を悪化させています。特に資格を必要とする技術職では人材が確保できないため、受注が滞る事例も増えています。

     

     

    建築資材価格の高止まり

    2023年10月時点の建設資材物価指数(2015年平均=100)は134.6を記録し、前年同月と比べて5.7ポイント上昇しています。これは資材価格が引き続き高い水準にあることを示しています。

    参照:一般財団法人建設物価調査会 建築物価2023年12月号

     

     

    特に上昇が目立つのは、大阪、名古屋、東京の都市部です。大阪では、生コンクリートやセメントの値上がりに加え、再開発工事の需要が増えていることが影響しています。

     

    <主要な資材の動向>

    • 生コンクリート:2年連続で値上げが続き、2023年4~11月には全国の88.8%の都市で価格が上昇しました。
    • セメント:石炭価格の上昇により、製造コストが高くなり値上がりが続いています。
    • 木材:ウッドショック後に一時落ち着きましたが、依然として高水準です。

     

    こうした資材価格の高止まりは、燃料費の上昇輸入コストの増加が原因です。中小企業にとっては、これらのコストを工事価格に転嫁することが難しく、利益を圧迫しやすい状況が続いています。

     

     

    労働環境の課題

    建設業界では依然として過酷な労働環境が続いており、長時間労働が大きな課題となっています。厚生労働省の「毎月勤労統計調査」によると、建設業の労働環境は以下のような状況です。

    • 年間出勤日数:建設業は全産業と比べて12日多い
    • 年間実労働時間:全産業平均と比べて68時間長い

     

    参照:国土交通省 建設業における働き方改革 令和5年8月

     

    これにより、建設業の従事者は他の業界に比べて働く日数・時間が長くなりやすく、肉体的・精神的な負担が増えています。さらに、人手不足の影響で一人あたりの業務量が増えることで、

    • 残業時間の増加
    • 休日の確保が困難
    • 働き方改革の遅れ

    といった問題が深刻化しています。

     

    特に中小建設企業では、職場環境の改善が後回しになりがちで、これが離職率の上昇や若手人材の定着難を引き起こしています。今後、労働環境の改善に取り組むことが、倒産リスクの低減や人材確保のカギとなるでしょう。

     

     

     

    倒産リスクを低減するための「今」できる具体策

    倒産リスクを低減するための「今」できる具体策

     

    建設業における倒産リスクを低減するには、現状の課題に合わせた具体的な対策が必要です。以下の取り組みは、すぐに実践できる方法として注目されています。

     

    • 業務の効率化を図る
    • ・職人不足を補う取り組み
    • ・資材コストを抑える方法
    • ・資金繰りを安定させる

     

    それぞれ解説していきます。

     

     

    業務の効率化を図る

    建設業では、日々の業務が複雑で時間がかかることが多いですよね。現場の管理、職人との連携、資材の手配など、やるべきことが山積みです。ここで効率化を進めることで、時間や労力を大きく減らし、仕事の質も高めることができます。

     

    1. ITツールを活用するメリット

    例えば、施工管理アプリや勤怠管理システムを使うことで、次のような効果があります:

    • 事務作業の時間を大幅に削減:紙の報告書や手書きの勤怠記録が必要なくなり、データが自動でまとめられるため、作業時間が減ります。
    • 現場との連携がスムーズに:スマートフォンやタブレットを使い、現場から写真や進捗状況をすぐに共有できるので、管理者はオフィスにいながら現場を把握できます。
    • ミスや漏れを防ぐ:ITシステムがデータを正確に記録するため、発注漏れやダブルブッキングなどの人為的なミスが減ります。

     

    導入のポイント

    • 無料のツールから試せるものも多いので、まずは一つの業務からスタートしましょう(例:施工管理アプリ「ANDPAD」など)。
    • ・使い方に不安がある場合は、サポート体制のしっかりしたサービスを選ぶと安心です。

     

    2. 駐車場手配代行サービスの活用

    建設現場でよくある問題の一つが駐車場の手配です。現場近くの駐車場を探す時間や手間、契約の調整は、忙しい現場監督や事務担当者にとって大きな負担です。

     

    駐車場手配代行サービスを使うことで、次のようなメリットがあります:

    • 探す手間がゼロに:代行サービスが現場付近の最適な駐車場を見つけて手配してくれます。
    • コストの管理がしやすい:駐車場の料金が事前にわかるため、予算管理が簡単になります。
    • 現場のスムーズなスタート:駐車場所が事前に確保されていれば、職人やスタッフが時間通りに作業を開始できます。

     

    例えば、サービスを導入することで、

    • ・駐車場探しに使っていた1日1時間を削減
    • ・時間のロスをなくし、効率よく作業を進める

    これだけでも、現場のストレスが軽減され、効率アップが期待できます。

     

     

    職人不足を補う取り組み

    人手不足への対応には、既存の人材を最大限に活用しながら、補完する仕組みが欠かせません。

    • 多能工の育成:一人の職人が複数の作業を担当できるよう、スキルアップ研修を実施する。
    • 協力業者との連携強化:繁忙期には外部の協力業者や専門業者に一部業務を依頼することで、人手不足をカバーする。
    • 働きやすい環境づくり:労働時間の短縮や休日確保を進め、職人の定着率向上を図る。

    これにより、職人不足の解消と現場の安定運営が可能になります。

     

     

    資材コストを抑える方法

    建設資材の高騰に対応するには、調達方法や使い方を工夫することが重要です。

    • 共同購入の活用複数の業者が共同で資材を購入することで、仕入れ単価を抑える。
    • 地元資材の利用:輸送コストのかからない地元業者や資材を活用し、全体コストを削減する。
    • 資材ロスの削減:余剰在庫や廃棄を最小限に抑え、効率的な資材管理を徹底する。

    無駄なコストを減らすことで、利益率の改善が期待できます。

     

     

    資金繰りを安定させる

    建設業では、資材の仕入れや工事費用の支払いが先行しがちで、手元の資金が不足することもありますよね。資金繰りを安定させるためには、助成金・補助金の活用や柔軟な資金調達の仕組みを整えることが大切です。

     

    1. 1.助成金・補助金の活用

    国や自治体が提供している助成金や補助金を上手に活用することで、資金の一部をカバーできます。下記、過去事例です。

     

    • 働き方改革推進支援助成金(現在も受付があるかご確認ください)
      長時間労働の是正や労働環境の改善を目的とした助成金です。例えば、ITツールの導入や職人の労働時間短縮に使える場合があります。

      •  ‣対象:中小企業
      •  ‣補助額:最大200万円
      •  ‣詳細:厚生労働省の助成金サイト

     

    • 小規模事業者持続化補助金(現在も受付があるかご確認ください)
      業務効率化や経営改善に取り組む小規模事業者向けの補助金です。

      •  ‣対象:従業員20人以下の建設業者
      •  ‣補助率:経費の3分の2
      •  ‣補助額:最大50万円

     

    <助成金の申請のポイント>

    専門家(行政書士や中小企業診断士)に相談することで、申請手続きがスムーズになります。

     

    1. 2.ファクタリングで資金を早期調達

    「ファクタリング」とは、工事代金の売掛金を早期に現金化する方法です。

    • ・手元の現金を確保:工事完了後、入金まで数ヶ月かかる場合でも、売掛金をすぐに資金に変えられます。
    • ・借入ではない:銀行融資と異なり、借金ではないため信用力を気にせず利用できます。

     

    1. 3.経費の見直しと固定費の削減

    現場運営費や外注費、光熱費などのコストを見直し、不要な支出をカットすることも資金繰りの安定化に有効です。

    • 外部サービス(BPO)を活用して、コストに見合った業務効率化を図る。
    • ・月々の固定費を減らすことで、少ない資金でも安定した運営が可能になります。

     

    資金繰りが安定すれば、急な支出やコストの変動にも対応しやすくなり、経営の安心感が生まれます。助成金やファクタリングなど、取り組みやすい方法から始めてみましょう。

     

     

     

    建設業の倒産を防ぐためのまとめ

    建設業の倒産を防ぐためのまとめ

     

    建設業の倒産が増加している背景には、職人不足、資材価格の高止まり、労働環境の厳しさといった課題が深く関係しています。こうした状況を乗り越えるためには、今できる対策を一つずつ実践し、経営を安定させることが大切です。

     

    1.業務の効率化を図る
    ITツールや駐車場手配代行サービスを活用することで、日々の業務負担を減らし、時間や労力を効率よく使うことができます。これにより、現場作業や経営判断に集中でき、事業の質を高めることが可能です。

     

    特におすすめなのが、駐車場手配代行のBPOサービス『JESUS』です。
    『JESUS』は、現場近くの駐車場を迅速に手配し、面倒な契約や調整を代行してくれるサービスです。

     ・累計10万件以上の実績を誇り、多くの建設現場で効率化に貢献しています。

     ・「駐車場探しの時間」をゼロにすることで、職人や現場監督が本来の業務に集中でき、作業の遅れやストレスを大幅に軽減します。

     

    外部の力を借りることで業務をスムーズに進め、時間を有効活用することが可能です。

     

     

    2.職人不足を補う取り組み
    多能工の育成や外部協力業者との連携を強化し、人手不足をカバーする仕組みを整えましょう。働きやすい職場環境を作ることで、職人の定着や新たな人材の確保にもつながります。

     

     

    3.資材コストを抑える工夫
    資材の共同購入や地元資材の活用、余剰在庫の削減など、無駄なコストを抑える方法を取り入れましょう。小さな工夫が積み重なることで、利益率の改善が期待できます。

     

     

    4.資金繰りを安定させる
    助成金や補助金を積極的に活用し、ファクタリングなど柔軟な資金調達を検討しましょう。経費の見直しや固定費の削減も合わせて行えば、資金の流れが安定し、経営の安心感が生まれます。

     

    何より、外部の力を借りて効率化することが鍵です。

     

    忙しい建設業では、すべてを自社だけで抱え込むのではなく、アウトソーシングや外部サービスを活用することが重要です。例えば、駐車場手配代行サービスや業務効率化ツールを導入すれば、今すぐに時間とコストの無駄を減らし、事業全体の安定につなげることができます。

     

    小さな改善から一歩ずつ始めることで、倒産のリスクを減らし、持続可能な経営を目指しましょう。建設業が今後も成長を続けるために、効率化と安定化の取り組みをぜひ進めてください。

     

    駐車場手配代行のBPOサービス『JESUS』の詳しい情報は、下記からご覧ください。

     

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